トロント滞在 2日目:聖ミカエル大聖堂

出来た空き時間でトロント市内にある教会、図書館や美術館など様々な文化を求め歩く。なかでも聖ミカエル大聖堂はローマカトリックの大聖堂教会で、カナダ最古の教会のひとつ。中に踏み込めば自分の奥と自然と向き合うことの出来る場所でした。よく神話や古代からの書籍をよむたびに思う事の一つに、言葉(活字)では、文明や文化の異なるフィーリングや認識にとても大きな溝が生まれることがある。そして、翻訳では更に大きくその方向性が商業をベースとした本質と離れた目的に向く不自然さがある。今回、こうして身を通じて感じる建築や造形物には、人の動きや音を操る。そして、壁画やステンドグラスによる絵画。それは一人ひとりの知識レベル、精神レベル、霊的レベル、それぞれの心理状態によっても映し出すものが異なることが重要であると感じた。私は、高揚した自分の気持をおさえ、しばらく腰掛け、かつての人は何を思い、何を願いこの場所を創造したのかに身を寄せた。そして、その中に自らを問うことをした。しばらくして意識は高貴な状態へと向上し、自分の振動をしっかりと捉えていた。その地を支える宗教感や精神性はとても大切なことなのだと思うと同時に、自らの哲学と、その上での芸術の役目を何より強く感じた。夜は他の受賞者4種の受賞作品を見に会場へ。とても充実した一日でした。

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